Saturday, August 31th The Rose of Sharon

 

 

おはようございます。

夢を叶える人を英語・教育で応援する
開道塾 塾長・英語トレーナー
松本美智子です。

 

I am the rose of Sharon, and the lily of the valleys.
(わたしはシャロンのばら、谷のゆりです。)
‭‭旧約聖書 雅歌‬ ‭2章1節 ‭ 口語訳‬‬
‭‭The Old Testament
Song of Solomon‬ ‭2:1‬ King James Version

大好きな言葉の一つ
旧約聖書「‭‭雅歌‬ ‭2章1節」の言葉です。

家の近くに咲いていた大好きな花
宗旦槿 (そうたんむくげ) の花を見ながら
思い出した言葉です。

“the rose of Sharon (シャロンのばら)” とは
「槿(むくげ)」のこと。

英語のこの名前は
“King James Version (欽定英訳聖書)” に由来しています。

“King James Version (欽定英訳聖書)” の初版は1611年
それ以前の英訳聖書では
“the rose of Sharon” と翻訳されていないようです。

1300年代末 (中英語時代) の
“Wycliffite Bible (ウィクリフ派聖書)”には

I am a flower of the field, and a lily of great valleys.
“a flower of the field (野の花)”

と英訳されています。

1560年が初版の “The Geneva Bible (ジュネーブ聖書)” には

I am the rose of the fielde, and the lilie of the valleys.
“the rose of the fielde (野のばら)”

と英訳されています。

“King James Version (欽定英訳聖書)” の英訳にある
“Sharon (シャロン)” とは
イスラエルのシャロン平野のこと。

テル・アビブ (ヨッパ) から
北のハイファ (カルメル山) に至る
地中海に面した肥沃な平原

砂漠の多いこの地域にあっては
花が咲き草木が生い茂る特別な場所。

旧約聖書時代 (紀元前10世紀頃〜)
シャロンの地に咲いていた
“the rose of Sharon (シャロンのばら)”

当時の人が見ていた花を
今も見られる幸せ

変わらない美しさがあります。

参考文献
寺澤芳雄著『聖書の英語の研究』

寺澤盾著『聖書でたどる英語の歴史』

 

今日も笑顔で参りましょう。
幸せがたくさん降り注ぐ
素敵な週末になりますように :・* :・*・☆
世界が平和でありますように :・* :・*・☆

Have a beautiful smile.
May you have a weekend filled with happiness :・* :・*・☆
May peace be on earth :・* :・*・☆

 

☆★:・* :・*・☆★:・* :・*・☆★

 

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コーチング プロコーチ
山口県光市 松本美智子

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